妊婦さんが鉄分をとれる食べ物は?1日の摂取量とコンビニで買えるもの

小松菜のおひたし・がんもどきの煮物・納豆・枝豆・しじみの味噌汁が並ぶ食卓と、湯のみを持つ妊婦さん 妊娠・産後のセルフケア

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妊娠中は鉄分が大事と聞くけど、1日どれくらい、何を食べればいいの?と迷っていませんか?

こんなお悩みありませんか?

  • 妊娠中に必要な鉄分の量を知りたい
  • 鉄分が多い食べ物は?レバーは食べていい?
  • 料理する元気がない日、コンビニで買えるものは?
  • 食事だけで足りるのか不安

結論から言うと、妊婦さんの鉄分の目安は妊娠中期・後期で1日14.5mg。月経がないときの目安(6.0mg)の2倍以上で、妊娠中に大きく増える栄養素のひとつです。鉄分が多いのは小松菜・枝豆・納豆・がんもどきなどの大豆製品、あさりやしじみなどの貝。ただし体に吸収される鉄分は、食べた量の15%ほどしかないので、食事だけでまかなうのはかなり大変です。

この記事では、厚生労働省の基準と食品成分表の数字をもとに、鉄分が多い食べ物と、吸収を高める食べ方、足りない分の補い方をまとめます。

妊婦さんの鉄分の摂取量は1日どれくらい?

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」で決められている、鉄の1日の目安(推奨量)です。

時期 1日の目安(推奨量)
妊娠していないとき(月経あり) 10.5mg(18〜29歳は10.0mg)
妊娠初期 8.5mg
妊娠中期・後期 14.5mg
授乳中 8.0mg

※妊娠中・授乳中は、月経なしの推奨量(6.0mg)に付加量(初期+2.5mg、中期・後期+8.5mg、授乳中+2.0mg)を足した値です。
出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」(策定のポイント)、公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット「鉄の働きと1日の摂取量」

妊娠初期は少なめ、中期からぐっと増える

妊娠初期の目安(8.5mg)が妊娠前より低いのは、妊娠中は月経がなくなるぶん、出ていく鉄が減るからです。そのかわり中期・後期は14.5mgと一気に増えます。お腹の赤ちゃんや胎盤のぶん、血液をつくる材料がたくさん必要になるためです。

とりすぎの心配は?

鉄には上限量は決められていません。ただし、推奨量を大きく超える量をとり続けるのは、貧血の治療などを除いて控えるべきとされています。食べ物からとる分は心配いりませんが、サプリや鉄剤を何種類も重ねるのはやめましょう。

鉄分が多い食べ物一覧【1回に食べる量の目安つき】

小松菜・ほうれん草・枝豆・納豆・がんもどき・油揚げ・きな粉・しじみ・あさりなど鉄分が多い食材

100gあたりの量だけでなく、1回に食べる量でどれくらいとれるかも並べました(生の値)。

食べ物 100gあたり 1回の目安量 目安量でとれる鉄分
がんもどき 3.6mg 1個 100g 約3.6mg
小松菜 2.8mg おひたし1皿 70g 約2.0mg
枝豆 2.7mg さやから出して 50g 約1.4mg
納豆 3.3mg 1パック 40g 約1.3mg
ほうれん草 2.0mg おひたし1皿 60g 約1.2mg
油揚げ 3.2mg 1枚 25g 約0.8mg
きな粉 8.0mg 大さじ1 6g 約0.5mg
しじみ 8.3mg 味噌汁の具に ―
あさり 3.8mg 味噌汁・酒蒸しに ―

出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)」の値(健康長寿ネット「鉄の働きと1日の摂取量」掲載分)をもとに計算。目安量でとれる量は概算です。

毎日とりやすいのは「大豆製品」と「青菜」

がんもどき・納豆・油揚げ・きな粉などの大豆製品と、小松菜・ほうれん草などの青菜は、スーパーで手に入りやすく毎日の食事に入れやすい食材です。小松菜はアクが少なく下ゆでなしで使えるので、味噌汁や炒めものにそのまま入れられます。

しじみ・あさりは「吸収されやすい鉄」

鉄には、肉や魚介に多いヘム鉄と、野菜や大豆に多い非ヘム鉄があり、ヘム鉄のほうが吸収されやすいとされています。しじみやあさりの味噌汁、牛の赤身肉やかつお・まぐろなどの赤身の魚を、ときどき取り入れるのがおすすめです。

鉄分が多くても、妊娠中は気をつけたい食べ物

レバーはアリ?→妊娠初期は「たくさん・毎日」は避ける

豚レバーは100gあたり鉄13.0mg、鶏レバーは9.0mgと、鉄分はトップクラスです。ただしビタミンAもとても多く、豚レバーで約13,000μg、鶏レバーで約14,000μg(100gあたり)ふくまれています。

妊娠初期にビタミンAをとりすぎると赤ちゃんへの影響が心配されるため、厚生労働省も妊婦さんにビタミンAのとりすぎに注意するよう呼びかけています。鉄分目当てにレバーを毎日食べるのはNG。レバーペーストなども同じなので、食べるなら少量を、たまににしておきましょう。

出典:食品安全委員会「ビタミンAの過剰摂取による影響」

ひじきはアリ?→食べてOK。でも「鉄分の王様」ではない

ひじきは鉄分が多いイメージがありますが、それは鉄の釜で作られていたころの話です。食品成分表では、鉄釜で作ったひじき(乾燥)は100gあたり58mg、ステンレス釜で作ったものは6.2mgと、10倍近い差があります。いま出回っているひじきはステンレス釜のものが多いので、「ひじきを食べていれば鉄分は安心」とは考えないほうがいいでしょう。

出典:健康長寿ネット「鉄の働きと1日の摂取量」(鉄釜の値)、日本食品標準成分表(2015年改訂以降のステンレス釜の値)

鉄分の吸収を高める食べ方のコツ

小松菜と卵の炒めもの、ブロッコリーのサラダ、いちごとみかん、水のグラスと少し離して置いた紅茶

食べ物の鉄分は、体に吸収されるのが15%ほどと見積もられています。せっかくとるなら、吸収されやすい食べ方を意識しましょう。

  • ビタミンCといっしょに食べる:ブロッコリー・ピーマンなどの野菜や、いちご・みかんなどの果物をそえる
  • たんぱく質といっしょに食べる:肉・魚・卵・大豆製品と組み合わせる
  • 緑茶・紅茶は食事中を避ける:ふくまれるタンニンが鉄の吸収をじゃまするので、食後少し時間をあけて飲む

出典:健康長寿ネット「鉄の働きと1日の摂取量」

料理できない日は?コンビニで買える鉄分がとれるもの

コンビニで買った納豆・枝豆・おひたし・味噌汁・ヨーグルトが並ぶテーブルと、ソファでくつろぐ妊婦さん

つわりや体調で料理がしんどい日は、コンビニでもこんなものが選べます。

  • 納豆:1パックで約1.3mg。ごはんにのせるだけ
  • 枝豆:おつまみコーナーや冷凍食品で手に入る
  • 青菜のおひたし・ごま和え:お惣菜コーナーの小鉢
  • がんもどき・厚揚げの煮物:おでんやお惣菜で
  • しじみの味噌汁:カップやフリーズドライのもの
  • 「鉄分入り」と書かれたヨーグルト・飲み物:パッケージの栄養成分表示で鉄の量を確認

商品によって量はかなり違うので、パッケージ裏の栄養成分表示で「鉄○mg」を見るクセをつけておくと、選ぶのがラクになります。

食べ物だけで足りる?1日の食事で計算してみた

鉄分を意識して、こんな1日の食事にしたとします(生の値で計算)。

食事 メニュー 鉄分
朝 納豆1パック+きな粉ヨーグルト(きな粉大さじ1) 約1.8mg
昼 小松菜のおひたし+枝豆 約3.4mg
夜 がんもどきの煮物1個+ほうれん草のおひたし 約4.8mg
合計 約10mg

ごはんやお肉・魚からも少しずつとれるので、実際はもう少し増えます。それでも、鉄分の多いおかずを毎食そろえて、やっと中期・後期の目安14.5mgに近づくくらいです。つわりや体調の波がある妊娠中に、これを毎日続けるのは現実的ではありません。

おすすめの考え方:食事では大豆製品や青菜を「できる日に、できる分だけ」。そのうえで、足りない分はサプリで毎日一定量を確保するのが、いちばんラクで確実です。

健診で貧血と言われたら:食事やサプリで様子を見るより先に、医師の指示に従いましょう。鉄剤を処方されている場合、鉄入りのサプリを自己判断で重ねるのは避けて、飲んでいいか医師か薬剤師に確認してください。

足りない分を補うなら「アロベビー 葉酸サプリ」

鉄分を食事で補いきれないときにおすすめなのが「アロベビー 葉酸サプリ」です。名前は葉酸サプリですが、1日4粒で鉄15mgがとれます。

1日4粒で鉄15mg、葉酸・カルシウムもいっしょに

公式サイトに記載されている、1日の目安量(4粒)あたりのおもな成分です。

  • 鉄:15mg
  • 葉酸:400μg(国がすすめているモノグルタミン酸型)
  • カルシウム:230mg
  • DHA・乳酸菌・国産野菜8種なども配合

鉄15mgは、妊娠中期・後期の目安(14.5mg)とほぼ同じ量。食事があまりとれない日でも、鉄の土台を確保できます。妊娠中に必要量が増える葉酸や、不足しがちなカルシウムもまとめてとれるので、サプリを何種類も飲まなくていいのもメリットです。製造は国内のGMP認定工場です。

小粒・無味無臭で、つわり中も続けやすい

鉄入りのサプリは独特のにおいが気になることもありますが、アロベビーは粒が小さめで表面がコーティングされていて、においや味はほぼありません。4粒は分けて飲んでもOKなので、一度に飲めない日は朝2粒・夜2粒のように調整できます。

価格と定期便の注意点

  • 定期便の初回:1,058円(税込)
  • 定期便の2回目以降:3,758円(税込)
  • 単品(通常購入):5,378円(税込)

初回を受け取ったあと、2回目を受け取らずに解約すると、通常価格との差額を請求されます。始めるなら2回目までは続けるつもりで申し込みましょう。初回分には15日間の返金保証もあります。

口コミや授乳中の飲み方は、こちらでくわしくまとめています。
→ アロベビー葉酸サプリの口コミは?成分と飲みやすさ、定期便の注意点まで正直に解説

よくある質問

鉄分の多い飲み物はある?

飲み物そのものに鉄が多いものは少ないので、「鉄分入り」と書かれた飲むヨーグルトや野菜ジュースなどを、栄養成分表示を見て選ぶのが確実です。逆に、緑茶や紅茶は鉄の吸収をじゃまするので、食事中は水や麦茶にしておくと安心です。

授乳中も鉄分は必要?

授乳中の目安は1日8.0mgで、ふだん(月経なし)より2.0mg多く設定されています。出産で血液を失っているぶん、産後もしばらくは意識してとりたい栄養素です。

葉酸もいっしょにとったほうがいい?

葉酸も、妊娠中期・後期はふだんの2倍の量が目安になります。葉酸が多い食べ物は、こちらでまとめています。
→ 妊婦さんにおすすめの葉酸が多い食べ物は?食事だけで足りるかも解説

つわりで食べられないときは?

無理に食べなくて大丈夫です。食べられるものを食べて、サプリが飲めるならサプリを優先しましょう。サプリも飲めないときの工夫はこちらです。
→ 妊娠中、つわりで葉酸サプリが飲めない!気持ち悪くなるときの対処法

【まとめ】

  1. 妊婦さんの鉄分の目安は、初期8.5mg・中期と後期14.5mg・授乳中8.0mg
  2. 鉄分が多いのはがんもどき・納豆などの大豆製品、小松菜などの青菜、しじみ・あさり
  3. 吸収されるのは15%ほど。ビタミンC・たんぱく質といっしょに、お茶は食事中を避ける
  4. レバーの食べすぎは妊娠中は注意。ひじきは鉄釜とステンレス釜で鉄の量が大きく違う
  5. 意識した献立でも目安に届きにくいので、足りない分はサプリでラクに補う

食事はできる分だけ、足りない分はサプリでラクに

参考:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」、文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)」、公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット、食品安全委員会、ALOBABY公式サイト(アロベビー 葉酸サプリ 商品ページ)。この記事は医療上のアドバイスではありません。貧血や体調、食事・サプリについては、かかりつけの医師・助産師・管理栄養士にご相談ください。価格は2026年11月時点の公式サイトの表示です。